技能ビザの調理師(コック)を呼び寄せるには

日本の経済社会や産業の発展のために、日本人では代替できない産業上の特殊な分野に属する熟練した技能を有する外国人を受け入れいるための在留資格です。

第1号 調理師

  • 中国料理、フランス料理、インド料理、タイ料理などのコック
  • 点心、パン、デザートの食品を製造するコックやパティシエなど
  • など

第2号 建築技術者

  • ゴシック、ロマネスク、バロック方式、中国式、韓国式などの日本にはない建築・土木に関する技能者
  • 枠組壁工法、輸入石材による直接貼り付け工法等の技能者
  • など

第3号 外国特有製品の製造・修理

  • ヨーロッパ特有のガラス製品、ペルシアじゅうたんの技能者
  • シューフィッター(生理学的分野から靴を研究し、治療靴を製造する)の技能者

第4号 宝石・貴金属・毛皮加工

  • 宝石、貴金属、毛皮加工の技能者
  • 宝石、毛皮については、原石や動物から製造する過程も含む

第5号 動物の調教

  • 動物の調教に係る技能者

第6号 石油・地熱等掘削調査

  • 石油探査のための海底掘削、地熱開発のための掘削、海底鉱物探査のための海底地質調査に係る技能者

第7号 航空機操縦士

  • 航空機の操縦に係る技能について250時間以上の飛行経歴を有する者

第8号 スポーツ指導者

  • スポーツの指導に係る技能について3年以上の実務経験を有する者
  • スポーツの選手としてオリンピック大会、世界選手権大会その他の国際的な競技会したことのある者

第9号 ワイン鑑定等

  • ぶどう酒の品質の鑑定、評価及び保持並びにぶどう酒の提供に係る技能について5年以上の実務経験を有する者
  • ワイン鑑定等に係る技能に関する国際的な規模で開催される競技会において優秀な成績を収めたことがある者

調理師を海外から呼び寄せるには

要件

  • 実務経験が10年以上
    • 外国の教育機関で調理や食品製造に関する科目を専攻した期間を含む
    • タイ料理人については5年以上の実務経験
  • 店舗の規模・内容
    • 外国料理の専門店(コースメニューや単品メニューの種類)
    • 店舗の大きさや席数に対してのスタッフ人員の妥当性
  • 日本人が従事した場合と同等以上の報酬を受ける

必要資料

  • カテゴリーに応じた必須書類(申請書、証明写真など)
  • 実務経験
    • 在籍証明書(住所、電話番号、在籍期間、従事内容など)
    • ネパール人調理師の場合、PANとうろく
    • タイ人調理師の場合、タイ労働省発行の技能水準証明書
  • 店舗規模
    • メニュー
    • スタッフリスト(入社日、従事内容など)
    • 店舗見取り図
    • 飲食店営業許可証、賃貸契約書
  • その他
    • 採用理由書
    • など

審査期間

  • 新規
    • 1~3か月
  • 更新
    • 2週間~1か月

※個々の事情や審査状況により変化します。

手続きの流れ

お問い合わせ・ヒアリング

お電話またはお問い合わせ・ご相談フォームにてご連絡ください。

無料ご相談にて、許可申請にあたっての必要事項などを確認させていただきます。
当事務所またはお客様先への訪問も問題ありません。

STEP
1

許可要件の確認

ヒアリングさせていただいた内容をもとに、許可の要件などを慎重の確認させていただきます。
要件が確認できましたら、スケジュール感と今後の進め方をお伝えして、正式なご依頼をいただき、着手金をご請求させていただきます。

STEP
2

申請書類の作成・収集

申請書を作成したり必要となる証明書などの書類を収集します。
お忙しくて平日は、とりに行けない場合は、当事務所が代わりに取得する事もできます。

STEP
3

入国管理局での申請・審査へ

申請について、当事務所だけで申請を代行することもできます。

入国管理局での質疑応答も当事務所で対応し、追加資料の手配等、必要な場合には速やかに対応します。

STEP
4

許可取得完了

在留資格認定証明書等をお渡しします。

STEP
5

よくある質問

飲食店の規模は許可に関係しますか?

座席数が30席以上あるとより良いです。高級料理を提供することが明らかであれば、座席数が少なくても許可される可能性があります。

5,000円以上のコースメニューや単品料理の数もそれなりに存在している必要があります。

熟練した者が前提とされてるので年齢制限などある?

年齢制限はありません。

しかし、在留資格の特性上25歳以下で調理師の申請は不許可になる可能性があります。

参考