抵当権抹消登記を自分でやってみました
抵当権抹消登記を自分でやってみた!
まとまったお金が入ったので住宅ローンの支払いを繰り上げ返済しました。もちろん抵当権がガッチリ設定されていますので、自分で抹消登記してみることにしました。
住宅ローンの繰り上げ返済
最近はネットでなんでも出きるようになっていますが、まさか住宅ローンの返済手続きもネットで出きるとは・・・
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)と地銀の2つから借り入れしてましたが、両方ともネット手続きだけで、銀行や事務所に訪問することなく、繰り上げ返済できました。
結構な金額なので対面で確認しながら手続きしたい気持ちもありましたが、ネットだと細かな繰り上げのシミュレーションも出来て、今後のライフプランや財務状況に合わせた返済計画も確認できます。
住宅ローン返済したら
住宅ローンの返済が完了して、少しすると銀行から封筒が届きます、抵当権の抹消手続きに関するものです。
1)自分でするか
2)司法書士に依頼するか
上記2つどちらを選択するか返答用紙と司法書士への委任状も同梱してありました、司法書士の手数料は1万~になってました。一生に一度あるか無いかなので、経験しておいた方が良いと思い自分でやってみることにしました。
自分で手続きすると返信してから一週間ほどして、銀行から登記手続きに必要な書類が送られてきました
1)登記済証(法務局のオンライン化後は登記識別情報)
2)抵当権消滅証書(登記原因証明情報)
3)銀行からの白紙委任状
※銀行からの委任状は、3か月過ぎると取り直しが面倒になるので早めに手続きしましょう。
登記申請書の作成
法務局から抵当権抹消登記申請書をダウンロードして、記入例に従って記載しました
問題ない完璧!
記入例に従ったので自信があったけど、念のため法務局で事前相談ができるようなので予約してみました。法務局へ行くのかなと思ったら、新型コロナの影響ですべて電話での相談になるとのこと。
事前相談
予約当日の時間になると法務局から電話がきた。不明点を相談するというような進め方ではなく、抹消手続きについて手慣れた様子でマニュアルに従って全て説明する方式のようです。
電話での説明が20分程度、不明点はすべて解決できた。
変更した内容
- 申請の原因の「弁済」を「主債務消滅」に修正。どっちでもいいような気もしますが・・・
- 義務者の住所変更、銀行からの連絡は無かったが資料送付後に銀行が引っ越ししたみたい・・・
- 銀行白紙委任状の代理人に自分の住所と氏名を記入。スペースが少ないが住所も必要みたい・・・
あのまま提出すると義務者の住所は修正が必要になったので、事前相談は必須ですね。
法務局で手続き
そんで法務局へ出向き、売店で収入印紙を購入
申請窓口で体裁をチェックしてもらい、下記のお知らせの紙をもらいました。
その後問題があれな連絡が来て3日以内に訂正が必要とのことだったが
連絡はなかった。簡単なので当然か
完了予定日以降で都合の良い日ということで、予定日から3日ほどたってから再び法務局へ
登記完了証と権利書を返却してもらった。窓口で1分程度、身分証明書の確認と受領印のみ
登記完了証は2枚あり、申請者と銀行用とのことだったが、
銀行からの連絡には送付する旨の記載は無かったので、そのままにしようかと思ったが
一応確認すると不要とのこと
登記完了、これはとても簡単だった。事前相談で問題点がすべてクリアされたので
訂正もなかったので手間いらず
登記・供託オンラインで登記情報を確認すると抵当権が削除されていることが確認できた。
最後に
新規や分筆などの登記は面倒なので、司法書士にお任せしましょう。
抵当権抹消登記は、銀行からの資料+申請書だけなので時間のある方は、是非トライしてみてください。人生でこんな経験は、なかなかできないですからね!