CCUSでレベルアップするには?
建設キャリアアップシステムに登録されている情報をもとに、客観的に把握できる経験、知識・技能、マネジメント能力を専門工事業団体等で評価してもらうことでレベルアップができます。
建設キャリアアップシステムに登録・蓄積される情報を活用して、建設技能者の
技能について客観的な評価を行う。
- 評価結果を活用して、取引先や顧客に対して技能水準を対外的にPRすることで、価格交渉力の強化を図り、技能に見合った評価や処遇を実現
- キャリアアップに必要な経験や技能を職種毎に明らかにすることで、建設技能者のキャリアパスの明確化を図り、若年層の入職を拡大し、定着を促進
- 建設技能者を雇用する専門工事企業の評価と連動させることにより、高い技能を有する建設技能者を育て、雇用する企業が選ばれる環境を整備し、建設業界における人材育成と処遇改善の好循環を創成
- 技能や経験に裏打ちされた建設技能者の地位の向上を図り、建設業全体のイメージアップを図る
評価ポイント
建設技能者の能力評価制度は、建設キャリアアップシステムにより客観的に把握できる経験、知識・技能、マネジメント能力を評価することを基本とする。
- 経験
- 建設キャリアアップシステムに蓄積された就業日数
- 知識・技能
- 建設キャリアアップシステムに登録された保有資格(講習、研修、表彰)
- マネジメント能力
- 建設キャリアアップシステムに蓄積された職長・班長としての就業日数
- 建設キャリアアップシステムに登録された登録基幹技能者講習などマネジメント能力を測る保有資格
レベル4
- 就業日数
- 就業日数が2,150日(10年)以上
- 保有資格
- 登録基幹技能者などの指定資格や表彰
- レベル3及びレベル2の基準として設定された保有資格
- 職長・班長としての就業日数
- 職長としての就業日数が645日(3年)以上
レベル3
- 就業日数
- 就業日数が1,505日(7年)以上
- 保有資格
- 1級技能士などの指定資格
- レベル2の基準として設定された保有資格
- 職長・班長としての就業日数
- 職長又は班長としての就業日数が645日(3年)以上
レベル2
- 就業日数
- 就業日数が645日(3年)以上
- 保有資格
- 中堅技能者(一人前の技能者)として従事するにあたり必要となる指定資格
- 職長・班長としての就業日数
- なし
レベル1
- 建設キャリアアップシステムに登録され、かつ、レベル2から4までの判定を受けていない技能者。
職種と能力評価団体
能力評価にあたっての注意点
- 能力評価を受けるためには、建設キャリアアップシステムの技能者登録で詳細型で登録している必要があります。
- 能力評価を受けるに団体の職種と建設キャリアアップシステムの技能者登録上の職種コードが含まれている必要があります。
- 「就業日数」、「職長・班長としての経験日数」の経過措置
- 建設キャリアアップシステムの利用開始前の経験について、所属事業者等による経歴証明を活用できます(経過的な措置は令和6年3月31日まで)
当事務所で対応した場合
不明点があれば、お気軽にお問い合わせください。